音楽を始めるきっかけ

By: Unnar Ýmir Björnsson

私が、いつから音楽に親しむようになったのか、改めて考えてみました。ピアノを始めたのは小学校二年生と決して早くはありません。しかしよく考えてみると、それは生まれる前から始まっていたようです。私の母親は音楽がとても好きで、胎教に良いからといってお腹の中にいる頃から私に音楽を聰かせていました。

当時、現在では考えられないほど大きいレコードプレーヤーがあり、クラシックの名曲やポール・モーリアのようなイージーリスニングなど、気持ちが明るくなるような質の高い音楽をいつもかけてくれていました。音楽だけならわからなくもないのですが、美術館にも通っていたそうです。見えないのに、何かを感じさせてくれていたのでしょう。

その甲斐もあってか、小学校に入リピアノを始める機会に巡り会いました。しかし、私の母親はすぐに始めさせようとはせずに、私がピアノをやりたい意志を確認したうえで、三年後にもやりたいと思っていたらやろうね」と言いました。

親のエゴだけで何かを始めさせるのではなく、あくまで自分の意志でやりたいと思わせたかったのだと思います。一年後、「ピアノやりたい?」「うん、やりたい」と。「ついでにヴァイオリンもやりたい」とも。まずはピアノからということで、結局ヴァイオリンには手を出しませんでしたが、ずいぶんと好奇心旺盛だったようです。自分の意志で始めたピアノ。そこに導いてくれたこともあり、いまでも音楽に親しむことができています。